顔や足(脚)のむくみの原因とその解消法

朝起きて鏡を見た時に、顔がパンパン、それにまぶたが腫れぼったくなって、顔全体がぼわっと重たく感じたりすることはありませんか?
あるいは夕方になると、足(脚)がパンパンになって、一回り太くなって靴が窮屈になったりしませんか?

特に梅雨の時期は、雨が降り続けるためか、天候によるストレスや自律神経の乱れで、代謝がうまく行われなかったりします。
そのため、普段以上に体に余分な水分が溜まりやすく、体が重くてだるい状態になりやすいんです!

その正体は「むくみ」で、顔や足(脚)がむくんでいると、体重がさほど変わらなくても何となく体が重く感じたり、
だるいなど体の不調が現れてきます。

ましてや他人に気づかれたくない、特に顔のむくみは一刻も早くなんとかしたいものです!

そんなむくみの原因とその解消法についてまとめてみました。

むくみの症状とは?

水分バランス

むくみは浮腫とも言われ、顔や手足などの末端が体内の水分バランスの崩れにより、
水分が溜まって腫れた状態のことを言います。

さらにむくみ(浮腫)は、全身か部分的なものかに分けられます。

全身的なものとしては、肝臓や腎臓に問題があると、毒素や水分がうまく排出されなくなり長時間むくむようになります。
その場合、重力に従い足の甲から始まり徐々に上の方へ行き、顔面にもむくみが現れるようになります。
このようにむくみがなかなか取れない場合は、病気の可能性(心臓、肝臓、腎臓、甲状腺機能の異常など)があるため、
根本的な治療のために医療機関を受診することをおススメします。

一方、顔や足(脚)など部分的なむくみの場合は、水分の調節がうまくいかず一時的に腫れた状態になることを言います。
こちらは時間とともに軽減されることがほとんどです。

今回は、顔や足(脚)などの部分的なむくみについて書いていきます。

気になる顔や足のむくみの特徴とは?

むくみで一番気になるのは、やっぱり顔じゃないでしょうか?

顔がむくんでいると、他人の視線が気になりますし、太ってないのに太って見えてしまうから厄介です。
そのため、むくみがとれるまでは気分までブルーになってしまいます。

次に気になるのは、やっぱり足(脚)のむくみだと思います。
脚痩せはなかなか難しいのに、むくみで脚が太く見えるなんて最悪です。

それらの特徴や原因は次のようになります。

顔のむくみ

顔のむくみ

朝起きた時に顔が一回り大きく感じるのは、寝ている状態の時に溜まった余分な水分が、顔にも上がってきて溜まってしまうからです。
それが顔のむくみの特徴ですが、時間が経てば重力に従い、自然と体中に流れていきますので、
たとえ朝、顔がむくんでいるなと思っても、昼ごろ、遅くても夕方ごろまでには解消されているはずです。

目(まぶた)のむくみ

顔の中でも特に目やまぶたがむくみやすいのは、目の周りというのは皮膚が薄くてデリケートだからです。
お酒を飲んだり、泣いたり、睡眠不足だったりした翌朝に、特に強いむくみを感じるかと思いますが、
これらも一時的なもので、時間とともに自然とむくみがとれてきます。

足(脚)のむくみ

足のむくみ

顔のむくみと同じくらい、足(脚)のむくみで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
どちらかというと女性の方が多いと思われます。
女性は筋肉量が少ないのと、冷えやすいので、代謝が悪くなりがちです。
足(脚)のむくみは、長時間の立ち仕事、あるいは座りっぱなしのデスクワークで足を動かさないでいるとむくみやすくなります。
特にふくらはぎや足首、足の甲にむくみが出やすくなります。
夕方になると靴がパンパンで窮屈になるのはこのせいです。
足(脚)のむくみの原因は、運動不足でリンパの流れが悪くなっていることと、
女性のように筋肉量が少ない場合は、適度な運動をすることで解消されます。
普段から筋肉をつけるような軽い運動や、ふくらはぎのマッサージなど、リンパを流しやすくするように心がけます。

むくみの原因は何?

体内の水分バランス

人の体の水分量は60%と言われています。
ただし、年齢、性別、体重によっては違いがありますが、
いずれにせよ、むくみは余分な水分が溜まってうまく排出できないことで起こるものです。
かといって水分を摂らないでいると脱水症状になったり、血液がドロドロになってしまいます。

体内の水分量を保つためには以下のようなことに気を付けたいものです。

水分を摂りすぎない

水を飲む

1日の水分摂取量は1.5L~2Lが理想です。(食事以外で)
というのは1日の尿や便、汗などで排出されるのが2L~2.5Lくらいだからです。
水を飲むことで、排出がスムーズにされることがありますが、それ以上水分を摂ると、体内に溜まりすぎてしまいます。

アルコールを飲みすぎない

アルコールは利尿作用があるので、一見むくみを取るのにはいいように感じますが、実は水よりも水分を溜め込みやすいです。
アルコールは分解するときに水が必要で、体内の水分を奪ってしまいます。
そうなると血中濃度を保とうとしてよけいに水分を欲したり、溜め込んでしまいます。
寝る前のお酒は、翌朝顔がむくむ原因になりますので、飲みすぎには注意しましょう。

塩分や糖分の摂りすぎない

塩分の多い食事はどうしても水分が欲しくなります。
それは体内の塩分濃度を保とうとして、よけいに水分を溜め込もうとするからです。
また、糖分はもともと水分を溜め込む性質なので、摂りすぎはむくみの原因になります。
塩分は控えることは意識できても、糖分でむくむということは知らなかったりするので、塩分だけでなく糖分の摂りすぎにも注意しましょう。

運動不足

軽い運動

運動不足は代謝が悪くなります。
代謝が悪いと、リンパの流れが悪くなり、老廃物やよけいな水分が排出されなくなりむくみの原因になります。

同じ姿勢をとらない

就寝時の姿勢

長時間の立ち仕事、座りっぱなしのデスクワーク、就寝時の姿勢など、長時間同じ姿勢でいると血行が悪くなります。
これらは動かない=運動不足と同じことなので、軽い運動やマッサージ、就寝時は適度な寝返りをすることで改善されます。

むくみをとるための解消法とは?

簡単なむくみを取る方法についてご紹介します。

水分の摂り方

むくみが気になるときは体を冷やさないため、代謝をあげてリンパの流れをよくするために、
冷たい水は避け、常温、あるいは白湯を飲むことをおススメします。
それを一気に飲むのではなく、少しずつ何回かに分けて飲みます。

温冷法

朝起きて顔がむくんでる、特に眼の周りが腫れぼったくなっている場合は、
最初に蒸しタオル(水で濡らしたタオルを絞って、500wで30秒~1分くらい、熱すぎないように注意)で顔全体にのせます。
*まぶたが気になるときは市販のホットアイマスク(めぐリズム)がおススメです。
そのあとは、冷たいタオルをのせます。
こうすることで顔全体の血流がよくなり、短時間でむくみがとれ、顔がスッキリしてきます。
むくみがひどいときはこれを交互に繰り返しますが、最後は必ず冷たいタオルで終わらせます。

リンパマッサージ

足のマッサージ

顔のむくみの場合は、首回り、鎖骨の上のあたりをマッサージして老廃物を流しやすくしたり、
頭皮マッサージをすることで、血行がよくなり、顔まわりのむくみが取れてきます。
足(脚)のむくみの場合は、ふくらはぎをマッサージします。
足首からふくらはぎにかけて優しくもみほぐすように、最後はひざの裏からリンパを流すようなイメージでマッサージします。

むくみ用のサプリメントを摂取

むくみを解消するのに手っ取り早い方法としては、むくみ用のサプリメントを摂取することです。
例えば、「きゅきゅっと小町」や「するるのおめぐ実」というサプリメントがあります。

「きゅきゅっと小町」は、むくみの原因となる余計な水分を排出するメリロートと、摂り過ぎた塩分を流してくれるカリウムを配合してあります。

きゅきゅっと小町の詳細はこちらからです ↓



「するするのおめぐ実」は、赤ブドウ葉、明日葉、とうもろこしのひげなどを配合、さらに乳酸菌もプラスしています。
体に優しい自然の恵みでむくみをスッキリ解消してくれます。

するるのおめぐ実の詳細はこちらからです ↓



サプリメントなら、忙しい方でも手軽に摂取できるのでむくみの解消の選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか?

顔や足(脚)のむくみ まとめ

むくみの解消法

顔や足(脚)がむくむのは、余分な水分が排出されずに溜まってしまった状態のことを言います。

これらを解消するには、水分の摂り方に注意すること。
冷たい水よりは常温、あるいは白湯などなるべく温かい飲み物を、少しずつ何回かにわけて飲みます。

また、寝る前のアルコールは避けます。
アルコールは利尿作用がありますが、結局は水分を溜め込んでしまうため、飲みすぎると翌朝顔がむくむ原因になります。

さらに注意したいのは、同じ姿勢を続けないことです。
昼間は長時間の立ち仕事や座りっぱなしのデスクワークは、動かないことで代謝が悪くなりますので、
軽い運動で脚の血流を良くします。

また夜寝ている間というのは体が水平になり、水分が体全体に行き渡ることから、
長時間ずっと同じ姿勢だと水分が溜まりやすくなるため、適度な寝返りをすることでむくみを解消することができます。

それでも顔や足(脚)がむくんでしまった場合は、温冷法(蒸しタオルと冷たいタオルを交互にあてる)で血流を良くしたり、
首回りや頭皮のマッサージ、足首からふくらはぎのマッサージでリンパの流れをよくすることで、
老廃物や余分な水分が排出しやすくなります。