目の紫外線対策 UVカットサングラスやメガネの選び方とおすすめ

紫外線は一年中降り注いでいますので、毎日のケアが大切です。

紫外線対策といえば、日焼け止めや、帽子、日傘などで肌や頭皮を守ろうとしますが、
意外と見落としがちなのが目の日焼けなんです!

紫外線が目に蓄積されると、白内障などの眼病の元にもなります!

最近、目がショボショボしてきた、視界がぼやけて見える!そんな方は要注意です!

紫外線から目を守るためには、紫外線(UV)カット効果のあるサングラスやメガネがおすすめです。

ここではその選び方とおすすめについてご紹介します。

サングラスやメガネが初めての方、自分には似合わないんじゃないかとためらっている方にも、
大切な目を守るために、ご参考になればうれしいです。

紫外線とは?紫外線対策が一年中必要な理由

紫外線

紫外線とは、波長の短い順にUV-C、UV-B、UV-Aがありますが、地上に届くのはほとんどがUV-BとUV-Aです。

UV-Bというのは、肌が赤く炎症する、いわゆる日焼け(サンバーン)のことで、
過剰なメラニン色素を生成し、色素沈着となり、やがてシミやそばかすになったり、皮膚がんの原因にもなります。

一方、UV-Aは波長が長いので、UV-Bほど強くありませんが、曇り空だろうと、窓ガラス越しだろうと、肌の真皮にまで届くことがあり、
長い時間をかけてハリや弾力が失われ、しわやたるみとなり、お肌の老化を促進させます。

紫外線というと、「夏」のイメージが強いですよね。
でも、一年を通してみると、紫外線の量が多くなるのは春から初秋にかけて。

特に4月から9月まで、一年間の約70~80%ほどの量が降り注いでいます。
そして6月は日照時間が長くなり、すでに真夏と同じくらいの紫外線量になるので、それより早めの対策が必要だということがわかります。

ただ、その時期だけ対策をすればいいかということではなく、冬の間でも紫外線は降り注いでいます。
冬のスキー場などの雪焼けなんかがそうですね。

つまり、紫外線対策は毎日行う必要があります。

紫外線対策は目にも!紫外線が与えるさまざまな影響とは

紫外線が与える影響としては、肌の老化や皮膚がんなどの病気がありますが、
意外と見落としがちなのが目に与える影響です。

そこで、紫外線が与える影響についてまとめてみました。

紫外線が肌に与える影響

シミ

紫外線が肌に与える影響は、日焼けだけでなくシミ・そばかす・シワやたるみなどがあり、
肌の老化の原因の約8割が紫外線によるものであると言われています。

また、紫外線を長い間浴び続けることで、正常な細胞が傷つけられ、
異常な細胞が増えることで皮膚がんの原因にもなります。

紫外線が目に与える影響

目の充血

紫外線が目に与える影響は、急性の紫外線角膜炎、白内障などの眼病の原因のひとつになります。
長時間紫外線を浴び続けると慢性的な充血となり、
瞼裂斑(けんれつはん)や翼状片(よくじょうへん)、白内障などの眼病のリスクを高めると言われています。

瞼裂斑は、目のシミのことで、白目の一部分に黄色く濁ったような斑点が盛り上がっているような症状で、
ドライアイの原因になることもあります。

翼状片は、白目の結膜が白い三角形のように伸びて、目頭の方から黒目の角膜にかかってくる症状で、
充血や異物感があります。
進行して角膜中央にかかると視力が低下します。

紫外線は長時間浴び続けるほど目の中に蓄積されるので、日常的に目を守ることが大切です。

目にもUV対策を

目のUV対策

そこで、目の紫外線対策としては、帽子をかぶることで約20%カットされると言われていますが、
最近では、紫外線(UV)カット加工された高機能なサングラスやメガネを着用することで、
帽子をかぶった時よりも4倍以上カットできるのでおすすめです。

現代人は目を酷使していますので、これ以上負担をかけないように目にもUV対策をしましょうね。

紫外線(UV)カットサングラスやメガネの選び方とおすすめ

UVカットメガネ

目の紫外線対策として、最近注目を浴びているのが、紫外線(UV)カット効果のあるサングラスやメガネです。

眼病(白内障や紫外線角膜炎など)の予防にもなります。

これらは、JINSやZoffなどでお手軽に購入できます。
メガネやサングラスが初めての方でも、手に取りやすい価格と、種類が豊富なので、
きっとお気に入りのものが見つかるでしょう。

紫外線(UV)カットサングラスやメガネの選び方としては、紫外線カット加工されたレンズであるかどうかが重要です。

レンズの色の濃さではないので、メガネのような透明なレンズ(クリアレンズ)がおすすめです。
メガネなら、日常的にも使えますし、普段かけ慣れていない人や、サングラスが似合わない、好きじゃないという人でも大丈夫。

まぶしさを軽減したいならサングラスですが、その場合はレンズの色が濃すぎると瞳孔が開いてしまい、
かえって視界を悪くしてしまうので注意します。

そして、気になるフレーム選びですが、基本的には自分の顔の輪郭とは違う形のものを選びます。
また、フレームの横幅も顔の幅と同じくらいのもの、眉がちょうど隠れるくらいのフレームカーブになっているとよいです。
初心者にはベーシックなウェリントン型にすると、顔型を選ばないので失敗が少ないです。

以下におすすめの2ブランドをご紹介します。

jins colorcontorol

JINS公式サイト
カラーコントロールレンズ

JINSでは、レンズがすべて99%以上UVカットしたものになっています。
日常的に使えるメガネから、サングラス、そしてjinzの特徴としてはカラーコントロールレンズという紫外線量によって色が変わるレンズがあります。
室内ではクリアレンズ、屋外では紫外線に反応して色が変わりますので、これ1本でメガネとサングラスの役割を果たします。
度つき、度なしにも対応できます。
店頭とWEBから購入できます。

zoff uvultra

Zoff公式サイト
UV ULTRAクリアサングラス

ZoffのサングラスはすべてUV99.9%カットのUV ULTRAレンズを搭載したクリアサングラスというのがあります。
透明レンズなのにサングラスと同じUVカット効果があるので、伊達メガネ感覚で手軽に紫外線対策ができます。
これなら、サングラスが苦手な方、日常使いしたい、ちょっとした外出の多い主婦の方にもおすすめです。
度つき、度なしにも対応できます。
店頭とWEBから購入できます。

まとめ

紫外線対策

いかがでしたか?

今回は紫外線のデメリットを取り上げて、その対策、特に目を守るために、
紫外線(UV)カットのサングラスやメガネの選び方やおすすめをご紹介しました。

ただし、紫外線はデメリットばかりではありません。
体内でつくることのできないビタミンDを生成し、カルシウムの吸収を助けたり、免疫力を高めたり、
殺菌作用や生活リズムを整え、自律神経のはたらきを良くするなどのメリットもありますので、
適度に日光浴もしてくださいね。