女性の便秘! 原因別の解消法まとめ

 

女性の便秘の原因はさまざま

便秘というと女性の悩みと言われるくらい、実際のところ女性の半数以上の方が便秘に悩んでいたり、便秘気味だったりします。

便秘薬と言えば、女性を連想させるピンク色のパッケージだったり、テレビのCMでも女性を起用しているものが多いことからも

便秘と言えば女性特有のものとなっています。

そういえば、いつから便秘がちになってしまったんだろう?
よく思い出してみてください。

女性の便秘は、特に思春期以降から悩み始めるようで、その理由は、男性にはない子宮が発達してくるからです。

女性は子宮という臓器があることで、大腸がそれを迂回するような配置になっています。
さらに妊娠中はこの子宮がどんどん大きくなっていくわけですから、ますます便が通りにくい状態になってしまいます。
特に妊婦の3人に2人は便秘に悩んでいます。

それに、女性はつねに女性ホルモンの影響を受けやすく、妊娠中だけでなく、生理前(排卵後から)にも便秘になりやすくなります。
これは黄体ホルモンのせいで、腸の蠕動運動が弱くなりやすいからです。
と同時に黄体ホルモンは水分を溜め込む性質もあるため、体全体がむくみやすく、体が重くなり、実際に体重も増える傾向にあります。

他にも一般的に女性の方が筋力が弱く、胃下垂や内臓下垂が起きやすいです。
下垂した内臓が腸を圧迫したり、筋力が弱いので、腸自体の動きも弱くなり、便を出しにくくなるので便秘になりやすいのです。

最近では、これらに加え、現代の食生活が多様化していることや、
女性の積極的な社会進出もあり、仕事などの忙しさから生活習慣が乱れたり、運動不足や睡眠不足が原因だとも考えられます。

では、どのように対策していけばいいのでしょうか?

女性の便秘の解消は1に食事、2に運動(マッサージ)

無理なダイエットは禁物です!
女性便秘解消 食事

女性の2人に1人は便秘と言われています。
女性に便秘が多いのは、男性と比べて筋力が弱く、特に腹筋力がないので、便を出そうとする力が弱かったり、
女性ホルモン(黄体ホルモン)の影響でもともと便秘しやすいものです。
とはいっても便秘知らずの女性もいたりします。

なので、まずは、食生活を見直すことからはじめてみましょうね。^^

女性ホルモンが関係してくる時期には、女性ホルモンと同じような働きを持つ豆乳を飲むといいという文献が多いです。
豆乳にはエストロゲンが含まれており、女性特有の悩みを解決したり、美肌や便秘にもいいと言われています。

それから、運動不足を解消すること。

便秘の原因として、筋力(特に腹筋)が低下していると、高齢者に見られる弛緩性便秘と言って、
腸の運動が鈍くなり便が出にくくなってしまいます。
これは、運動不足だけでなく、加齢や無理なダイエットでも起こると言われています。
便を排出する力が弱くなると、便は腸内に長くとどまることになり、
そうなると水分がとられ、便がどんどん硬くなりさらに便秘を悪化させてしまいます。

運動は簡単なもので構いません。
ストレッチやエクササイズ、短時間のウォーキング、それも無理なら、お腹や腰のマッサージ、
最近では”腸もみ”や”うつ伏せ寝”など、腸を刺激して便を出しやすくする方法もありますよ。

生理前の便秘を軽くする方法

生理前の便秘を軽くする方法

普段は便秘しないのに、生理前になると便秘になってしまうってことはありませんか?

生理前になると便秘になるという話はよく聞きます。
これは女性ホルモンの中の黄体ホルモンが関係しています。

黄体ホルモンは妊娠に備えた状態にするために、排卵後から生理開始までの間に多く分泌されます。
妊娠すると受精卵を安定させるまで流産させないように、子宮の収縮を抑える作用があり、
これが大腸の蠕動運動を弱めるため、便秘になりやすくなります。

またこの時期は水分や塩分を体に溜め込もうとするので、大腸からも水分を吸収してしまいます。
そのため便が硬くなったり、コロコロになるため、いつもより排便しにくくなります。

そうなる前に、生理前から豆乳を飲んでおくと、生理後に痩せるという豆乳ダイエットというものがあります。
これは、生理前の溜め込みの時期に、脂肪や老廃物をスムーズに排出してくれる栄養素や(大豆サポニン、イソフラボン、
レシチン、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、カリウム)
腸内環境を整えてくれるオリゴ糖が含まれているため、便秘の解消にもなりますよ!
生理の前1週間くらいから飲み始めますが、
より効果をもたらすには、糖分の入っていない無調整の豆乳を200mlくらい飲むのが理想です。

ホルモンが関係してくるのでこの時期は仕方のないことですが、
普段から予防することで、生理前の便秘を軽くする方法は他にもあります。

女性はもともと腹筋力が弱いので、普段から腹筋を鍛えておくこと。
軽い運動、ウォーキングやヨガ、ピラティスなどで、代謝をアップさせると内臓の動きもスムーズになり、
排便しやすくなります。

また、睡眠不足にならないように、規則正しい生活を送ること。

それとバランスの良い食事を摂ること。
特に、食物繊維の多いごぼうやさつまいも、海藻類、キノコ類、豆類、発酵食品、ヨーグルトなどを食べ、
甘いもの、脂っこいものを控え、水分不足にならないようにしましょう!

とはいえ、生理がはじまると逆にお通じがスムーズになりますが、排卵から生理前の苦しさから解放されるには
普段から腸内環境を整えておくことが一番です!

妊娠中の便秘解消法について

妊娠中の便秘解消法について

妊娠する前から便秘症だけど、妊娠したらよけいひどくなってしまった、
あるいは便秘とは無縁だったのに、妊娠したら便秘になってしまった、という方は多いと思います。

これは、妊娠をすると、女性ホルモンのうちの黄体ホルモンが活発になり、腸の蠕動運動を抑えてしまうからです。
そして、お腹が大きくなるにつれ、運動がおっくうになって、運動不足が原因だったりすることもあります。

それに、妊娠初期は、つわりなどで満足な食事や水分補給がされていないと、
もともとの便の量が少ないことや水分不足により便秘になりやすくなります。
それに、妊娠したことによる体や生活の変化に疲労やストレスも溜まり、
自律神経が乱れることで胃腸の働きも弱くなって便秘になってしまいます。

また、妊娠中はお腹の赤ちゃんがどんどん大きくなっていくため、腸が圧迫され、ますます便が通りにくくなってしまいます。

さらに、後期になると、お腹に力を入れると赤ちゃんが出てしまうんじゃないかと思い、
便意があるのにいきめなくて便が出しづらくなったりしていませんか?

そんな妊娠中の便秘対策として、その解消法をいくつかご紹介します。

妊娠初期の便秘解消法

・水分補給をする
つわりのときは、脱水症を起こさないためにもまずは水分補給を。
コップ1杯の水を飲むだけでも、胃腸が刺激され、便が出やすくなります。
食事が摂れないときは、お味噌汁、スープ、ゼリー、フルーツなどから水分補給をします。

・食物繊維を摂る
食事を摂れるようであれば、食物繊維の多く含まれているものを摂取するようにします。
食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があり、これらをバランスよく、水溶性:不溶性=1:2の割合で摂るのが理想的です。

水溶性食物繊維(硬くなった便を柔らかくし排便をスムーズにする、腸内環境をよくしてくれる)
昆布、わかめ、こんにゃく、大豆、納豆、アボカド、オクラ、キノコ類、やまいも、ごぼう、りんご、みかん、キウイなどに含まれています。

不溶性食物繊維(便のカサを増し、腸壁を刺激して腸の蠕動運動を活発にしてくれる)
ごぼう、さつまいも、かぼちゃ、とうもろこし、インゲン豆、ひよこ豆、穀類、シリアル、エビ、カニなどに含まれています。

・乳酸菌を摂取する
乳酸菌を摂取することで、腸内環境を整え、便秘になりにくくしてくれます。
特にヨーグルトは、食事が摂れないときでも、脂肪、ビタミンB、タンパク質、カルシウムが含まれていますので、
妊娠中に必要な栄養も摂ることができます。
乳酸菌は、他にも発酵食品(味噌汁、漬物、納豆など)にも含まれています。

・軽い運動をする
妊娠初期は、体が妊娠の状態になれるまで不安定なものです。
急な変化に対応できなくて、ストレスや疲れがたまりやすく、眠気もあります。
そんなときは、ウォーキングや散歩程度でもいいので、なるべく外へ出て歩くようにしましょう。

 

妊娠初期の便秘解消法 まとめ

妊娠初期は急なホルモンバランスの変化によって、体調が変わる時期です。
つわりで食事が満足に摂れないと、水分不足や便の量が少なすぎて、便秘になってしまうこともあります。
つわりで体力を消耗してして疲れたり、ストレスが溜まりがちにもなるので、
まずは無理をせず、リラックスして、家族の協力と理解を得ましょう!
そして、少しずつ食事や水分補給、軽い運動などを取り入れましょう!

妊娠中期の便秘解消法

・バランスの摂れた食事(食物繊維多め、鉄分、カルシウム、ビタミンなど)

・水分補給

・適度な運動(ウォーキング、マタニティヨガ、マタニティスイミングなど)

 

妊娠中期の便秘解消法まとめ

基本的には妊娠初期と同じです。
妊娠中期になれば、つわりも終わり、食事も摂れるようになってきますので、
栄養バランスを考え、食物繊維や乳酸菌などを積極的に摂るようにします。
運動も、ウォーキングだけなく、マタニティヨガやスイミングなども取り入れると、運動不足の解消になります。
軽い運動を心がけるだけで、便秘以外にも妊娠中の腰痛の解消にも役立ちます。
ただ、お腹が張るときは運動は控えてください。

 

妊娠後期の便秘解消法

妊娠後期、さすがに臨月近くになってくると、誰もが便秘を経験するようになります。
この時期はお腹が大きくなり、子宮が腸を圧迫してくるので、どうしても便通が悪くなります。
でも、それを無理やり出そうとして、いきむとお腹が張ってしまったり、赤ちゃんが出てきてしまうのではないかと
不安になり、出したくても出せないでいませんか?
基本的には、子宮口が開かない限り、赤ちゃんは出てきませんが、だからといって長時間腹圧をかけるのは、
お腹が張ったりしてくるので、注意した方がいいです。
そうならないために、食事(便を出しやすくする食物繊維を多く摂ること)、と水分補給を忘れないこと。
そして、それでも出にくいようであれば、医師に下剤などのお薬を処方してもらっておくといいでしょう!
この時期、あまりいきみすぎると、痔になってしまうこともあるので、早めの対処をします。
・食物繊維を摂る

・乳酸菌やオリゴ糖

・軽い運動

・水分補給

・医師が処方した下剤などのお薬

妊娠後期の便秘解消法まとめ

基本的には妊娠初期、中期と同じです。
妊娠後期になると、お腹がだいぶ大きくなり、体重も増え、運動するのがおっくうになってきます。
この時期はできるだけ意識して体を動かすことです。
体を動かすことは、安産のためにも心がけたいものです。
出産の準備も兼ね、心身ともにリラックスし、無理をせず規則正しい生活をすることが大切です。
そして、臨月になって、どうしても便秘が改善されないようであれば、医師に下剤などのお薬を処方してもらっておくと安心です。

妊娠中の便秘対策として、こちらもおススメ ↓

・酵素ドリンク ベルタ酵素

酵素数が業界最大級の165種類配合しています。
酵素がたっぷり入っているので、授乳中・妊娠中の栄養補強としてもおすすめです。
酵素の他に、食物繊維や美容成分も入っていて、品質管理もしっかりしているから、安心・安全に続けられます。

酵素ドリンク ベルタ酵素の詳細はこちらからです ↓



・グリーンスムージー ミネラル酵素グリーンスムージー

ビタミン12種類・ミネラル5種類・食物繊維4種類・植物発酵エキス202種類配合、人工甘味料不使用で、
フルーツの自然の甘みを活かしているスムージーです。
毎日飲める甘さ控えめのナチュラルな味です。

グリーンスムージー ミネラル酵素グリーンスムージーの詳細はこちらからです ↓



 

女性の3大トラブル|冷えとむくみと便秘の関係

冷えとむくみと便秘

お腹や手足が冷えているときって、便秘したり、あるいは下痢をしたりしていませんか?

便秘症の方はたいてい、冷えやむくみにも悩みを抱えています。

というのも、便秘は体の冷えによって起こるもので、血液の流れが深くかかわっています。

手足が冷たく、お腹も冷えている人は内臓も冷えていることになります。
そのため消化管の血流が悪くなって、腸の動きも弱まり、体全体の代謝も悪くなります。
そうなると、ウサギの糞のようなコロコロ便くらいしか出なかったりします。(またはお腹を下してしまう人も)
そして、老廃物や不要な水分がが排出されにくくなるので、手足などの身体の末端の方に老廃物が溜まり、
むくみの原因にもなってしまいます。

つまり、冷えとむくみと便秘というのは相関していることになるわけです。

血流が悪いと、神経の伝わり方も鈍くなりますので、便秘のときは体を温めることが必要です。

体を温め、冷えを解消することで、手足に滞っていた老廃物などが血液やリンパによって流されるので、
むくみの原因もストップすることができます!

では、それら3大トラブルのうちの便秘を解消するにはどのような対策法があるのでしょうか?

 

冷えからくる便秘に!めぐリズム蒸気の温熱シートで温めるとよい

めぐリズム蒸気の温熱シート めぐリズム蒸気の温熱シート2

体が冷えていると、便秘になる人と下痢になる人がいます。
これは体質にもよりますが、どちらにしても体を冷やさないようにすることが大切です。
体が冷えていると、血流や代謝が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。

ポイントとしては、下腹部や仙骨(骨盤の上方部)を温めること。
最近は便利なものができました。
それは、めぐリズム蒸気の温熱シートです。
ホットアイマスクで有名ですが、最近では要所に合わせていろいろなタイプのものが販売されています。
首や肩、腰、お腹などに直接貼って温めます。
こちらは使い捨てカイロのように温度が高くなりすぎず、持続時間も40度が5~8時間と短めなため、
低温やけどの心配も少ないです。
蒸気を含んだやわらかい温熱で患部の血流を良くし、じわじわと温めてくれるので便利です。
また、シートが薄いので、外出時の衣服の内側につけていても気になりません!
蒸気だからと言って衣服を濡らすこともありません!

他にも湯たんぽ、腹巻などで下腹部を温めるという方法もあります。
そして日頃から軽い運動を心がけ、血流をアップさせるようにします。

女性の便秘 原因別解消法のまとめ

女性の便秘 原因別解消法

女性が便秘になりやすいのは、子宮があることと、女性ホルモンが関わっているから。

特に、生理前の便秘、妊娠中の便秘は、女性ホルモンの中の黄体ホルモンが活発になります。
このホルモンは、水分吸収し、便を硬くしてしまったり、腸の蠕動運動を抑制してしまうため、便が出しづらくなってしまいます。

そうならないためには、普段から食物繊維の多い食事を摂ること、水分補給はしっかりと、
そして軽い運動を継続して行うことが大切です。

生理前の便秘には、生理にが始まる1週間くらい前から、豆乳(できれば無調整のもの)を飲んでおくと、
溜め込みの時期でも腸内環境を整え、老廃物をスムーズに排出してくれます。

妊娠中も同じことですが、特に後期はお腹がだいぶ大きくなるので、誰もが便秘を経験することになります。
食事や運動、水分不足でも解消できない場合は、医師の処方したお薬(便秘薬)があると安心です。

女性の便秘は、冷えやむくみとも関係してくるため、とにかく内臓を温めること、
下腹部や仙骨(骨盤の上方部)に使い捨てカイロ(めぐリズムがおすすめ)などで温めると、血流がよくなり、
冷えが改善され、余分な水分の排出(むくみの解消)、老廃物の排出(便秘の解消)がスムーズに行われるようになります。