顔や体の紫外線対策は念入りにするのに、意外と忘れがちなのが頭皮の日焼けです。
紫外線を浴びた頭皮は、きちんとアフターケアしないと、髪のダメージや、
あとあと薄毛や抜け毛、白髪の原因になることもあります。
いつまでも健康で美しい髪でいることは女性の憧れ!
髪まで老化しないように、頭皮の日焼け対策とアフターケアについてご紹介します。
頭皮の日焼は薄毛・抜け毛・白髪の原因に!
頭皮は肌よりも紫外線を浴びやすいです。
というのも、頭皮は体の中で一番高い位置にあり、紫外線の影響をダイレクトに受けやすいからです。
しかも、頭皮が浴びる紫外線量は、顔や体よりも2倍から3倍以上の量とも言われています。
頭皮が日焼けすると頭皮の皮膚細胞にダメージを与え、赤くなってヒリヒリ痛んだり、皮がむけてフケのようなものが出ます。
また、かゆみが増したり、できものができて膿んだり汁が出たりします。
さらに、頭皮だけでなく、髪の毛母細胞にまでダメージが及ぶと、薄毛や抜け毛の原因になることもあります。
そして、髪の色を黒くする色素幹細胞がダメージを受けるとメラニンが作られなくなるので、白髪が増える原因にもなることがあります。
今はよくても、あとあと後悔しないためにも、頭皮の日焼け対策はしっかりしていきましょうね♪
頭皮にも日焼け止めを!
紫外線の量は6月から9月にかけてがピークになりますが、
4月ごろからは紫外線の量が多くなってきますので、春先から対策をした方がよいです。
頭皮の日焼け対策としては、帽子をかぶったり、日傘をさすのが一番ですが、
ちょっとゴミ出しや、洗濯物を干すだけでも意外と紫外線を浴びてしまいます。
そんなときのために、頭皮にも顔や体と同じように日焼け止めを塗るとよいでしょう!
日焼け止めは、顔用のものなら頭皮に使っても大丈夫です。
ただ、体用は刺激になることもあるので、できれば顔用や体用でも低刺激のものを使うようにします。
日焼け止めを塗るコツとしては、少量をこまめに塗りなおすことです。
頭皮の場合は分け目が一番日焼けしやすいので、その部分を中心に塗ります。
そして、ときどき、分け目の位置を変えると、いつも同じ場所に紫外線を浴びなくてすみます。
また、日焼け止めのべたつきが気になる方は、髪や頭皮にも使える日焼け止めスプレーがおすすめです。
頭皮が日焼けしてしまったらアフターケアをしっかりと!
それでも頭皮が日焼けしてしまった場合、特に夏のレジャーを楽しんだ後は、頭皮のアフターケアをしっかりとしましょう!
頭皮の日焼けはやけどと同じなので、基本的にはやけどの処置と同じです。
ただし、我慢できないようなかゆみや痛み、炎症がある場合は自己処理はやめて皮膚科を受診してください。
自分でケアする場合は、とにかくまず頭皮を冷やします。
冷たいタオルで頭全体を包んだり、冷たいシャワーを浴びます。
その後は保湿します。
保湿の仕方は、いつもの化粧水よりは低刺激のものを使います。
かゆみがひどい場合は、アヤナスなどの抗炎症成分が入った化粧水を使うとよいでしょう!
また、化粧水が染みるという場合は、椿油やオリーブオイルなどを少量塗ります。
椿油やオリーブオイルは保湿するだけでなく、肌に優しく、皮膚を保護する作用があります。
シャンプーは、炎症がひどい場合は、いつもより温度を下げたぬるま湯だけで洗います。
そうでない場合でも、いつものシャンプーよりは低刺激のもの(アミノ酸系)のものを使います。
アミノ酸系のシャンプーは泡立ちが弱いので、あらかじめ泡立ててから優しく洗います。
そして、いつもより温度を下げたぬるま湯で洗い残しがないようにしっかりとすすぎます。
アヤナスの詳細はコチラ⇒アヤナストライアルセット☆
まとめ
頭皮の日焼けは放っておくと危険です。
今はまだいいと思っていても、浴びた紫外線が蓄積していけば、将来的に薄毛や抜け毛、白髪の原因になることもあります。
頭皮を紫外線から守るためには、UVカット効果のある帽子や日傘などで対策したり、頭皮にも日焼け止めを塗ります。
そして、たまには分け目を変えると同じ場所に紫外線を浴びなくてすみます。
紫外線を浴びすぎてしまったら、とにかく冷やして保湿を心がけます。
ただし、炎症がひどい場合は、早めに皮膚科を受診してくださいね♪